Windpress 71
2010年 02月 17日
本日は不定期連載【作家さんインタビュー】
今回のインタビューはイラストレーターの森千章さん。
Windpress 71のブランドネームで、
オリジナルイラストをシルクスクリーンで手刷りし雑貨を作っておられます。
まろねでは「ポストカード」やエプロン作家Pinaforeとコラボ商品の「鍋つかみ」などでお馴染です。
Windpress 71 作品はこちら
Windpress 71の作品は繊細で美しいイラストはもちろん、
紙の素材選びの面白さや、
わざとムラやシミを表現するなど、一枚一枚手刷りの作品ならでの工夫も魅力です。

森さんは、2月19日から3月2まで、
東京都北区のカフェギャラリーリトルコにて個展をされます。
「Knowing is Not Enough / 森千章イラスト・手で作るポートフォリオ展」
DMもとっても素敵ですよ♪(まろねにもございます)
では、インタビューをご覧ください!
みどりがまろねクロがWindpress 71森さんです
________________
よろしくお願いします。
いつも魅力的な作品をありがとうございます。
まず自己紹介をお願いできますか?
こちらこそ宜しくお願い致します。
まろねさんではシルクスクリーンで作った雑貨を販売させていただいておりますが、
本業は雑誌の挿絵や、本の装幀などを手がけているイラストレーターをしています。
普段仕事柄自宅にいることが多いので、気分転換はぶらぶらと知らない町へ
でかけて歩いては写真をとったり、気になったお店に入ったりして
気ままな時間を過ごします。
そしてもし気に入った町を見つけたら、ネットで物件を探しては
相場家賃の間取りをみて「もし、ここにすんだら」という妄想するのも
気分転換の一つであります。と、いうことで日常一人行動が多いです。
挿絵や本の装幀、とても素敵なお仕事ですね。
ぶらぶら町歩きも楽しそうです。
そういえば、ぶらりと「まろね」にいらして下さった事もありましたね♪
絵を描き始めたきっかけや、
仕事としてイラストレーターをやっていこうと決心した理由などうかがえますか?
きっかけは幼稚園のお絵描き教室です。仕事にしようと思ったのは、
偶然隣の家のご主人が漫画家だったので、絵を描くのが好きだったし、
ずっと家にいられるおじさんがうらやましくて自然に私もそうしようと思うようになりました。
不安定な職だという事は大人になってから知りました。(笑)
なので最初は漫画家を目指して小学生時代は日々制作していたのですが、
ある日漫画家は膨大な仕事量だという事に気付き、今の私では無理だと思い断念。
他の絵を描く職業を探していたら、偶然見つけた「ワーズワースの庭」という
テレビ番組で番組最後に出されるイラストを描いていた、藤田理麻さんを通して、
イラストレーターという仕事を見つけました。
当時好きだったイラストレーターは藤田理麻さん、田辺ヒロシさん、
ジェフリーフリブマーリーでした。
幼い時から絵が身近にあったんですね。
美大を受けようと思って美術予備校にも通っていましたが、
毎日デッサンの練習ばかりなのが性に合わなく、落ちこぼれ。
結局受験にも落ちたんですけど、藤田理麻さんが卒業した
NYの大学でイラスト学科があるというのを知り、
日本の学校にもうんざりしていたので(←若者らしく上から目線!)
安直にも留学という道を選んでしまいました。
この件では金銭的な援助してくれた両親には本当に頭があがりません。。。
海外での生活に憧れる人は多いと思いますが
実際にそこに踏み出すのは、なかなか大変な事だと思います。
でも伺っていると、森さんにとってNY留学は自然な流れの様に感じますね。
NYはとってもおしゃれな街の印象です。
留学時の思い出を伺えますか?
NYには1998~2003年の間にいました。
2001年の米国多発テロはとても印象に残ってます。
事件が起ったときよりもその1.2年後の方がいろいろ思うことがありました。
ちなみに私のNY時代は、よく映画やテレビでみるようなNY生活とはほど遠いです。(笑)
できるだけ節約するために郊外に住んで、移民の人たちと一緒に生活してました。
それはそれで日本では体験できないような事が多かったですけど。
ディープなNYを体験されたみたいですね!
NYに旅で訪れるとしたらお勧めのスポットを教えてもらえますか?
最近NYにいってないのでだいぶ変わっているかと思いますが、
思いつく限りおすすめ場所等少し、ご案内できればと思います。
1)ブルックリン ウィリアムズバーグ地区
マンハッタンの土地代が跳ね上がり、お金がないサブカルが集まっていた
ローワーイースト地区の文化が引っ越し、たまたまフランス系の
移民が多くいたみたいでカフェも集合した若者向けの小さい街です。
東京で言うと下北沢?みたいなところです。
ぶらぶらと歩いて楽しい街です。
古着屋、レコード屋、雑貨屋、カフェ、移民も多くいたのでモスクもあって、
ポーランド系の移民街でもあり、東欧専門のスーパーもありました。
友達が住んでいたので、週末はしょっちゅう通ってました。
NY時代こよなく愛した古着屋さんもここにあります。
今もあるのかなあ。。。
2)マンハッタン ローワー地区
上記のような問題があって、小さい店がどんどんなくなっているようですが
当時はまだおもしろいものにたくさん出会える場所でした。日系のお店も多いです。
大学卒業後勤務していた会社のオフィスも近くにあったので、
会社帰りに映画を見に行ったり、ライブへいったりよくしました。
帰り道によくよってたのは
古本屋 Strand Book Store=NY1大きい古本屋。安い。
美術館 New Museum=ミニMOMAのような美術館。主に新鋭作家を扱ってました。地下に本屋があるのも良い。
雑貨屋 Kate's Paperie=紙雑貨専門店。かわいい紙とかレターセット、手帳等多数そろえてあります。
映画館 Angelika Film Center=カフェも併設、ミニシアター系映画館。ローワー地区にあるミニシアター系映画館で唯一交通の便が良い。
などです。
NYは家賃や物価は高いけど、文化に対する価格は東京に比べるとべらぼうに安くて、
東京だったら8000円くらいするようなライブが、
20ドル(当時2000円くらい)でみれたりできるので、
旅行にいったら見に出かけるのもおすすめだと思います。
3)クィーンズ ジャクソンハイツ地区
ここは興味がある人とない人にきっぱり分かれると思いますが。。。(笑)
恐いもの見たさの方にどうぞ。ちなみに治安は普通です。
私が2年住んでいた地区です。海外ドラマの「アグリー・ベティ」でベティーの
家族が住んでいるところです。メキシコ移民街で、隣町はインド移民街です。
間にアフガニスタン、韓国、中華料理屋などもあり、もうごちゃごちゃとした国境無し地区です。
東京でいうと大久保?みたいな感じです。
ごちゃごちゃとした低所得者の移民街が私には本当のアメリカの姿のように思います。
興味深かったのはインド人街でした。宗教道具専門店や、インド食品スーパー、
そしてインド映画館!例の踊るインド映画しかやってない、インド人しかいない映画館です。
残念なことに入館できず帰国してしまったので、
次回いったときは是非行ってみたいと思ってます。
思い出したら結構ありました。
毎週第2、4日曜日にチェルシー近くで開催されている
フリーマーケットも掘り出し物が多くおすすめです。
すごく気になるところがいっぱい!
この情報はNY旅行に行くなら必見ですね。私もいつか行ってみたいです。
ではWindpress 71の活動についてお話を伺いますね。
オリジナルの雑貨の制作や販売を始めようと、どうして思われたのですか?
仕事だけでなく、他の媒体で自分のイラストをのせてみたいなあと思った好奇心です。
あともっとたくさんの人たちに手に取ってもらいたいという願いもありました。
ブランド名の由来はなんでしょうか?
以前ある人に「風通しがよい絵だ」といわれたことが印象的で、
風=WIND。印刷=PRESS。71はおまけです。
たいした事ない理由で恐縮です。。。
いえいえ、清々しくて森さんの作品にぴったりのブランド名だと思います。
作品を作る際に特に意識していることがありますか?
特にないですけど、いたずらをおもいついたような直感かなあ。
おもしろそう、とおもったモチーフ、画法などを見つけたら即食いつきます。
過去の作品もすぐ忘れてしまうので、作品に対する思い入れは軽い方かもしれません。
概念をひっくりかえして、人が驚かせるのが好きです。
制作のヒントになったり、インスピレーションを受けるモノが何かありますか?
いろんなところにいって、いろんなひととあうこと。
好きな映画や、本、音楽、趣味など伺えますか?
足を向けて寝むれないのは(寝てますけど):
映画=ハル・ハートリー監督の作品など
本=梨木香歩、岸恵子など
音楽=ハル・ハートリー監督のサントラなど
映画も本も音楽も好きですが、知識は乏しいです。
気に入ったのをみつけるとしつこくそればかり聞いたり、見たりします。
よって好きな映画のビデオは2本もっておくと劣化しても安全です。
(DVDなら心配ないですね)
普段も制作中も、CDをかけるよりAM/FMラジオを聞いている事が多いです。
最近は多くの番組がポッドキャストを始めたのですごく重宝してます。
もしもう一度人生があったらぜひラジオDJになってみたい!と思うくらい
世間では珍しくなってきたラジオヘビーリスナーです。
私も最近ラジオ好きなんですよ♪
これからやってみたいこと、目指していることは何ですか?
ラジオDJ。。。じゃなくて(笑)、今年はいろいろあります。
バイト先で出会った珍お客さん談をまとめた漫画。
あと短編アニメーション。音楽を聴くと絵が浮かんでくるのでそれを形にしてみたいです。
制作に関することだったら活版、手漉き和紙など。
お仕事だったらまだしたことがないので広告の仕事に興味があります。
個展が終わったらまずは売り込みします。。。(仕事ください!)
関係ないところだとラジオも、ミニFMも近いうちにやってみたいです。(誰がしゃべるんだろ)
漫画に興味しんしんです!珍お客さん気になりますね~。
さて、個展についてもお聞きしましょう!
昨年から始めた製本がちょうど1年になるので、成果をみたいという思いもあって
絵と、絵を綴じ込んだ自分でつくったポートフォリオの展示にしました。
タイトルの「Knowing is not Enough」という言葉
とても印象的で素敵な言葉ですね。
タイトルの"Knowing is not enough."はゲーテの言葉ですが、
私の作品はゲーテには関係ありません。(笑)
出品する手で作った本の代表作名です。
言葉はハートリーの映画で引用されていて知りました。
その意味合いが気に入ってたのと、辞書をくり抜いた作品を作っていたときに、
辞書をくり抜くなんて、辞書の意味を根底から否定しているなと面白く感じて、
ちょうとKnowing is not enough."という言葉とちょうど合っているように思ったので
作品名にしました。兄弟の"WIlling is not enough."も先日出来上がりましたよ。
個展の見どころなどを伺えますか?
DMにも書いてありますが、本は小さいけれど、デザインや内容によって
見せてくれる世界が果てしなく広いです。大変でしたが楽しんで制作していたので
展示をみて「私も本をつくりたい!」とか、「絵をかきたい!」とか
制作への興奮が伝染してもらえたら本望です。
会場のリトルコはカフェでもあるので、ゆっくりくつろいでいただくこともできます。
おすすめはスパイスミルクティーです。
かといってお茶しなくても大丈夫ですので、どうぞお気軽にご来場ください。
私もできるだけ会場にいるようにしますので、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
ありがとうございました。
個展が楽しみですね。
そしてまた「まろね」に素敵な作品が届くのを楽しみにしています。
(まろね リカ)
●○●木更津のcafe カフェ 「まろね」marone●○●
【open】 AM11:00~PM7:00(L.O6:00)
【close】 2月は毎週火曜日
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今回のインタビューはイラストレーターの森千章さん。
Windpress 71のブランドネームで、
オリジナルイラストをシルクスクリーンで手刷りし雑貨を作っておられます。
まろねでは「ポストカード」やエプロン作家Pinaforeとコラボ商品の「鍋つかみ」などでお馴染です。
Windpress 71 作品はこちら
Windpress 71の作品は繊細で美しいイラストはもちろん、
紙の素材選びの面白さや、
わざとムラやシミを表現するなど、一枚一枚手刷りの作品ならでの工夫も魅力です。

森さんは、2月19日から3月2まで、
東京都北区のカフェギャラリーリトルコにて個展をされます。
「Knowing is Not Enough / 森千章イラスト・手で作るポートフォリオ展」
DMもとっても素敵ですよ♪(まろねにもございます)
では、インタビューをご覧ください!
みどりがまろねクロがWindpress 71森さんです
________________
よろしくお願いします。
いつも魅力的な作品をありがとうございます。
まず自己紹介をお願いできますか?
こちらこそ宜しくお願い致します。
まろねさんではシルクスクリーンで作った雑貨を販売させていただいておりますが、
本業は雑誌の挿絵や、本の装幀などを手がけているイラストレーターをしています。
普段仕事柄自宅にいることが多いので、気分転換はぶらぶらと知らない町へ
でかけて歩いては写真をとったり、気になったお店に入ったりして
気ままな時間を過ごします。
そしてもし気に入った町を見つけたら、ネットで物件を探しては
相場家賃の間取りをみて「もし、ここにすんだら」という妄想するのも
気分転換の一つであります。と、いうことで日常一人行動が多いです。
挿絵や本の装幀、とても素敵なお仕事ですね。
ぶらぶら町歩きも楽しそうです。
そういえば、ぶらりと「まろね」にいらして下さった事もありましたね♪
絵を描き始めたきっかけや、
仕事としてイラストレーターをやっていこうと決心した理由などうかがえますか?
きっかけは幼稚園のお絵描き教室です。仕事にしようと思ったのは、
偶然隣の家のご主人が漫画家だったので、絵を描くのが好きだったし、
ずっと家にいられるおじさんがうらやましくて自然に私もそうしようと思うようになりました。
不安定な職だという事は大人になってから知りました。(笑)
なので最初は漫画家を目指して小学生時代は日々制作していたのですが、
ある日漫画家は膨大な仕事量だという事に気付き、今の私では無理だと思い断念。
他の絵を描く職業を探していたら、偶然見つけた「ワーズワースの庭」という
テレビ番組で番組最後に出されるイラストを描いていた、藤田理麻さんを通して、
イラストレーターという仕事を見つけました。
当時好きだったイラストレーターは藤田理麻さん、田辺ヒロシさん、
ジェフリーフリブマーリーでした。
幼い時から絵が身近にあったんですね。
美大を受けようと思って美術予備校にも通っていましたが、
毎日デッサンの練習ばかりなのが性に合わなく、落ちこぼれ。
結局受験にも落ちたんですけど、藤田理麻さんが卒業した
NYの大学でイラスト学科があるというのを知り、
日本の学校にもうんざりしていたので(←若者らしく上から目線!)
安直にも留学という道を選んでしまいました。
この件では金銭的な援助してくれた両親には本当に頭があがりません。。。
海外での生活に憧れる人は多いと思いますが
実際にそこに踏み出すのは、なかなか大変な事だと思います。
でも伺っていると、森さんにとってNY留学は自然な流れの様に感じますね。
NYはとってもおしゃれな街の印象です。
留学時の思い出を伺えますか?
NYには1998~2003年の間にいました。
2001年の米国多発テロはとても印象に残ってます。
事件が起ったときよりもその1.2年後の方がいろいろ思うことがありました。
ちなみに私のNY時代は、よく映画やテレビでみるようなNY生活とはほど遠いです。(笑)
できるだけ節約するために郊外に住んで、移民の人たちと一緒に生活してました。
それはそれで日本では体験できないような事が多かったですけど。
ディープなNYを体験されたみたいですね!
NYに旅で訪れるとしたらお勧めのスポットを教えてもらえますか?
最近NYにいってないのでだいぶ変わっているかと思いますが、
思いつく限りおすすめ場所等少し、ご案内できればと思います。
1)ブルックリン ウィリアムズバーグ地区
マンハッタンの土地代が跳ね上がり、お金がないサブカルが集まっていた
ローワーイースト地区の文化が引っ越し、たまたまフランス系の
移民が多くいたみたいでカフェも集合した若者向けの小さい街です。
東京で言うと下北沢?みたいなところです。
ぶらぶらと歩いて楽しい街です。
古着屋、レコード屋、雑貨屋、カフェ、移民も多くいたのでモスクもあって、
ポーランド系の移民街でもあり、東欧専門のスーパーもありました。
友達が住んでいたので、週末はしょっちゅう通ってました。
NY時代こよなく愛した古着屋さんもここにあります。
今もあるのかなあ。。。
2)マンハッタン ローワー地区
上記のような問題があって、小さい店がどんどんなくなっているようですが
当時はまだおもしろいものにたくさん出会える場所でした。日系のお店も多いです。
大学卒業後勤務していた会社のオフィスも近くにあったので、
会社帰りに映画を見に行ったり、ライブへいったりよくしました。
帰り道によくよってたのは
古本屋 Strand Book Store=NY1大きい古本屋。安い。
美術館 New Museum=ミニMOMAのような美術館。主に新鋭作家を扱ってました。地下に本屋があるのも良い。
雑貨屋 Kate's Paperie=紙雑貨専門店。かわいい紙とかレターセット、手帳等多数そろえてあります。
映画館 Angelika Film Center=カフェも併設、ミニシアター系映画館。ローワー地区にあるミニシアター系映画館で唯一交通の便が良い。
などです。
NYは家賃や物価は高いけど、文化に対する価格は東京に比べるとべらぼうに安くて、
東京だったら8000円くらいするようなライブが、
20ドル(当時2000円くらい)でみれたりできるので、
旅行にいったら見に出かけるのもおすすめだと思います。
3)クィーンズ ジャクソンハイツ地区
ここは興味がある人とない人にきっぱり分かれると思いますが。。。(笑)
恐いもの見たさの方にどうぞ。ちなみに治安は普通です。
私が2年住んでいた地区です。海外ドラマの「アグリー・ベティ」でベティーの
家族が住んでいるところです。メキシコ移民街で、隣町はインド移民街です。
間にアフガニスタン、韓国、中華料理屋などもあり、もうごちゃごちゃとした国境無し地区です。
東京でいうと大久保?みたいな感じです。
ごちゃごちゃとした低所得者の移民街が私には本当のアメリカの姿のように思います。
興味深かったのはインド人街でした。宗教道具専門店や、インド食品スーパー、
そしてインド映画館!例の踊るインド映画しかやってない、インド人しかいない映画館です。
残念なことに入館できず帰国してしまったので、
次回いったときは是非行ってみたいと思ってます。
思い出したら結構ありました。
毎週第2、4日曜日にチェルシー近くで開催されている
フリーマーケットも掘り出し物が多くおすすめです。
すごく気になるところがいっぱい!
この情報はNY旅行に行くなら必見ですね。私もいつか行ってみたいです。
ではWindpress 71の活動についてお話を伺いますね。
オリジナルの雑貨の制作や販売を始めようと、どうして思われたのですか?
仕事だけでなく、他の媒体で自分のイラストをのせてみたいなあと思った好奇心です。
あともっとたくさんの人たちに手に取ってもらいたいという願いもありました。
ブランド名の由来はなんでしょうか?
以前ある人に「風通しがよい絵だ」といわれたことが印象的で、
風=WIND。印刷=PRESS。71はおまけです。
たいした事ない理由で恐縮です。。。
いえいえ、清々しくて森さんの作品にぴったりのブランド名だと思います。
作品を作る際に特に意識していることがありますか?
特にないですけど、いたずらをおもいついたような直感かなあ。
おもしろそう、とおもったモチーフ、画法などを見つけたら即食いつきます。
過去の作品もすぐ忘れてしまうので、作品に対する思い入れは軽い方かもしれません。
概念をひっくりかえして、人が驚かせるのが好きです。
制作のヒントになったり、インスピレーションを受けるモノが何かありますか?
いろんなところにいって、いろんなひととあうこと。
好きな映画や、本、音楽、趣味など伺えますか?
足を向けて寝むれないのは(寝てますけど):
映画=ハル・ハートリー監督の作品など
本=梨木香歩、岸恵子など
音楽=ハル・ハートリー監督のサントラなど
映画も本も音楽も好きですが、知識は乏しいです。
気に入ったのをみつけるとしつこくそればかり聞いたり、見たりします。
よって好きな映画のビデオは2本もっておくと劣化しても安全です。
(DVDなら心配ないですね)
普段も制作中も、CDをかけるよりAM/FMラジオを聞いている事が多いです。
最近は多くの番組がポッドキャストを始めたのですごく重宝してます。
もしもう一度人生があったらぜひラジオDJになってみたい!と思うくらい
世間では珍しくなってきたラジオヘビーリスナーです。
私も最近ラジオ好きなんですよ♪
これからやってみたいこと、目指していることは何ですか?
ラジオDJ。。。じゃなくて(笑)、今年はいろいろあります。
バイト先で出会った珍お客さん談をまとめた漫画。
あと短編アニメーション。音楽を聴くと絵が浮かんでくるのでそれを形にしてみたいです。
制作に関することだったら活版、手漉き和紙など。
お仕事だったらまだしたことがないので広告の仕事に興味があります。
個展が終わったらまずは売り込みします。。。(仕事ください!)
関係ないところだとラジオも、ミニFMも近いうちにやってみたいです。(誰がしゃべるんだろ)
漫画に興味しんしんです!珍お客さん気になりますね~。
さて、個展についてもお聞きしましょう!
昨年から始めた製本がちょうど1年になるので、成果をみたいという思いもあって
絵と、絵を綴じ込んだ自分でつくったポートフォリオの展示にしました。
タイトルの「Knowing is not Enough」という言葉
とても印象的で素敵な言葉ですね。
タイトルの"Knowing is not enough."はゲーテの言葉ですが、
私の作品はゲーテには関係ありません。(笑)
出品する手で作った本の代表作名です。
言葉はハートリーの映画で引用されていて知りました。
その意味合いが気に入ってたのと、辞書をくり抜いた作品を作っていたときに、
辞書をくり抜くなんて、辞書の意味を根底から否定しているなと面白く感じて、
ちょうとKnowing is not enough."という言葉とちょうど合っているように思ったので
作品名にしました。兄弟の"WIlling is not enough."も先日出来上がりましたよ。
個展の見どころなどを伺えますか?
DMにも書いてありますが、本は小さいけれど、デザインや内容によって
見せてくれる世界が果てしなく広いです。大変でしたが楽しんで制作していたので
展示をみて「私も本をつくりたい!」とか、「絵をかきたい!」とか
制作への興奮が伝染してもらえたら本望です。
会場のリトルコはカフェでもあるので、ゆっくりくつろいでいただくこともできます。
おすすめはスパイスミルクティーです。
かといってお茶しなくても大丈夫ですので、どうぞお気軽にご来場ください。
私もできるだけ会場にいるようにしますので、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
ありがとうございました。
個展が楽しみですね。
そしてまた「まろね」に素敵な作品が届くのを楽しみにしています。
(まろね リカ)
●○●木更津のcafe カフェ 「まろね」marone●○●
【open】 AM11:00~PM7:00(L.O6:00)
【close】 2月は毎週火曜日
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by marone-cafe
| 2010-02-17 12:46
| 作家さんインタビュー